HashiCorp 導入プランで提供しているソリューション
パブリッククラウドやプライベートクラウドでも
Zero-Trust Network上で安全なシークレット管理
Vault は、UI 、CLI 、または HTTP API を使ってトークン、パスワード、証明書、暗号化キーなどの機密情報を保護・保存し、機密情報へのアクセスを厳密に制御します
■ユーザーメリット
- 一つのシステムでオンプレミスでもクラウドでもシークレットをセキュアに一元管理・保存
- シークレット管理の手間を削減し、同じシークレットを長期間利用し続けることのリスクを回避
Vault use cases
- Secrets Management
- トークン、パスワード、証明書、暗号化キーなどの
機密情報を一元管理、生成、保存、提供
- Data Protection
- データ暗号化のためのシンプルなAPIと暗号化キーの一元管理で、
アプリケーションのデータをセキュアに保つ
Infrastructure as Code を使用した
あらゆるクラウドやインフラでの
プロビジョニングの最適化
Terraform は、IaC(Infrastructure as Code) を活用して、プロビジョニングを最適化します
パブリッククラウド、データセンターなどあらゆるインフラのプロビジョニングに対応可能です
■ユーザーメリット
- Infrastructure as Code によってインフラのプロビジョニングと管理を行うことが可能
- インフラをコード化した上で検証して本番環境にデプロイするので、人的ミスやビルドの失敗が減り、生産性が向上
Terraformの価値
- クラウド導入の迅速化
- 開発者に優しいワークフロー、インプレース・アップグレード、ビルトイン・スケールにより、クラウド導入を加速します。
- 生産性の向上
- フルマネージドインフラでもオーバーヘッドを減らして運用できるので、生産性の向上とコスト削減を実現します。
- リスクの低減
- 世界中の数千のユーザーと組織から信頼されている、安全でコンプライアンスに準拠した信頼性の高いサービスを利用することができます。
コンテナに限らない様々なアプリのシンプルで柔軟な
オーケストレーションを実現
Nomad はあらゆるアプリケーションに使えるシンプルで柔軟なワークロード用オーケストレータです
企業は Nomad を活用して、数百万ものワークロードをプライベートクラウドとパブリッククラウドの複数のリージョンで容易にデプロイ、スケーリング、管理できます
■主な機能とベネフィット
- プロビジョニングを最適化する Terraform 、シークレットを管理する Vault 、サービスディスカバリとサービスメッシュを実現する Consul との統合機能が最初から備わっており、統一されたインフラプラットフォームを実現可能
Nomad と Kubernetes どちらがいいのか?
HashiCorp の製品の全てのコマンドやツールは、ある特定の目的のためにデザインされています。
Nomad は Consul 及び Vault をシームレスに結合することができ、Kubernetes が標準で備えている
サービスディスカバリとシークレット管理の機能を追加することが可能です。
コンテナに加え、他の実行基盤アプリケーションに対して下記の機能を提供します
- クラスタ管理
- スケジューリング
既存のアプリケーションはそのまま存続させ、
クラスタの管理下に置いてスケジューリング
することを念頭に置くケースは
Nomad がオススメ!
コンテナ実行基盤に対して下記の機能を提供します
- クラスタ管理
- スケジューリング
- サービスディスカバリ
- モニタリング
- シークレット管理
多くのアプリケーションをコンテナ化により
マイクロサービス化させるケースは
Kubernetes がオススメ!
共有レジストリを使用してあらゆるプラットフォームと
クラウドのサービスを接続して保護
Consul を使用すれば、サービス管理とネットワーク設定を自動化できます
一元的な共有レジストリにより、あらゆるクラウドやランタイムでサービスを検出、接続、保護できます
■主な機能とベネフィット
- サービスディスカバリ機能を活用して、あらゆるアプリケーションを動的に見つけることができ、ネットワークの接続とルーティングを簡素化可能
- ネットワークミドルウェアの自動化では、サービスを変更すると自動的にロードバランサーとファイアウォールに対して動的に再構成される
- サービスメッシュによって、あらゆる環境でエンドツーエンドの一貫したセキュリティをサービスに適用可能
◎Point
Consul でサービスを定義すると、他のクライアントから特定のサービスを検知し、それらの情報を DNS や HTTP 、 API 経由で把握できるようになります
サービスの監視(ヘルスチェック)やロードバランサー、プロキシ、 DNS としても利用でき能動的なシステムクラスタを構成する助けになることから、grasys で運用している VM の多くに導入しています
Consul に加え、 OSS のツールも多数使用した
grasys の監視アーキテクチャの一例